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皆さんこんにちは!
有限会社第二赤松建設、更新担当の中西です。
~“平たく、強く、長くもつ”~
舗装工事の価値は、走り心地・静粛性・排水性・耐久の4点で決まります。
そして仕上がりの良し悪しは、段取り(前)→施工(中)→品質管理(後)の連携でほぼ決まります。
本記事では、アスファルト舗装を中心に現場でそのまま使える型をまとめました。
目次
路床:地盤そのもの。支持力が足りなければ改良(土質・含水調整)。
路盤:上層・下層路盤。砕石や再生材で荷重を面で受ける基礎。
基層:アスファルトの骨格。わだちや疲労ひびの抵抗を担う。
表層:走行面。平坦性・排水・摩擦で体感品質を決める。
迷ったら「下から固める」が正解。上だけ直しても長持ちしません。
既設調査:ひび割れ・わだち深・陥没・排水不良のマッピング。
排水計画:横断勾配の確保(目安1〜2%)/集水桝・側溝の通水確認。
厚さ・材料設計:交通量・用途(工場/駐車場/生活道路)で層厚を決定。
交通規制計画:片側交互・通行止・夜間。動線図を掲示して近隣説明。
施工順序:プライム→路盤→タック→基層→表層。合材到着時刻まで逆算。
温度管理:荷下ろし→敷均し→初転→二次→仕上げまで温度の落ち幅を意識。
つなぎ目(ジョイント):ホットジョイント優先。コールド時は端部カット&加熱。
タックコート:ムラ・飛散なしが鉄則。薄く均一に。
転圧:初転(スチール)→二次(タイヤ)→仕上げ(スチール)。
エッジ管理:端部の締固め不足は破断の原因。ローラー“はみ出し転圧”で縁を締める。
仕上がりの悪手
ローラーの停車跡/波打ち/ジョイントの段差/タックの飛散。
→ 原因は温度・速度・回数の管理不足に集約されます。
平坦性:3m定規の“スキマ”で確認、特に横断勾配が変わる箇所。
厚さ:基・表層は要所で試験切取りor測定ピンでチェック。
密度:ローラーパスと温度履歴を残し、再現可能な締固めに。
写真台帳:下地・タック・敷均し・転圧・完了を同一視点で記録。
段差:既設との取り合いはなだらかに。
側溝・桝:高さ合わせは縁切り→周囲の再転圧で沈下を防止。
視認性:夜間は反射チョーク・LEDバルーンで作業帯を明確に。
ツヤムラが少ない/ローラーの縦筋が残らない
ジョイントが見えないくらい自然
雨の日に水たまりが偏在しない(排水が生きている)
08:00 交通規制・着工→路盤整形
10:00 タック→基層敷き込み→転圧
13:30 表層敷き込み→転圧→仕上げ
16:00 清掃・規制解除・最終チェック→撤収
舗装は計画7割・施工2割・記録1割。
排水・温度・転圧の型を守れば、現場は安定します。
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